Lr的日常

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   11月1日(木)

 掃除機をかけたらやたらと髪の毛がすごかったんだが、これは少し前に我が家で髪を切るという奇行に走った人の遺品でしょうか。
 「彼氏が大学受かるよう願掛けで伸ばしてたけど、別れてもう意味ないから切る」ってお前それは……。

 「別れたからって、じゃあ今はもう受かって欲しくないのかよ」と言いはしたものの「だって意味ないじゃん!」って。
 更にその後釜を狙ってる奴がいて「そいつ受け入れんのか?」って聞いたら「忘れるためにはそれがいいと思う」ってお前さっきまで「私本気だったのに……」とか泣いてたばっかだろ、ほんとに本気だったのかそれは。
 このセリフを聞いた時に俺は『女の恋愛は上書き保存』ってことをよく理解しました。

 俺がその立場だったとしたら、絶対切らないね。たとえ女々しいと言われても。
 ――と、まぁそんな3次元女に絶望したところで、なぜかそいつから女の紹介されました。

 「胸が小さくてねぇ、眼鏡でねぇ、絶対なおの好みだから!」ってお前それはたしかにど真ん中ですけども、ど真ん中ですけどもね。ただ――、

「その人って病院で知り合ったの?」

「うん、そう」

 ってことはメンヘラ確定なんだよなぁ……。

「それでなおのこと話してね、写真送ってもいい? って聞いたらいいよって。
 送るから住所と郵便番号教えて」


 そんなことのためにわざわざ病院から電話してきたのかよ!
 てか写真送るその娘もその娘だよ。会ったこともなければ俺のことは又聞きだから文字での直接会話をしたこともないメル友未満の男に写真送るとかちょっとおかしいんjあ、メンヘラだった。

 しかし写真が送られてくるとか、マジこれなんてお見合い? って感じなんですが、実際は届くのが楽しみ半分怖さ半分です。
 これで全然好みじゃなかった場合は一体どんな対応をすればいいんだろう。てか俺も写真送り返したりしなきゃいけないんでしょうかマジ半端ねー。

 11月2日(金)

 演武の練習中に俺刀無し相手刀有りで対峙したんですが、これは透明の武器を構えているのと同じ状態だと気付いた瞬間「ちょ、エクスカリバーwww」と言ってしまった俺はもうダメなんだと思う。理解してくれた後輩数人もダメだと思うなおです。文化祭はじめました。
 が、今日のリハが終わってしまえば最終日の演武以外特に用事もなく。

 なんて思っていたのに明日もリハやるみたいですよ。今日は全然人が集まんなかったからしょうがないんだけどさ……俺だって他にもやらなきゃいけないことくらいあるわけですよ。
 ただ2年がそれなりに動いてくれてはいるので非常に助かっています。「後は自分たちがやっときますから大丈夫ですよー」ってセリフがここまで心に来るものだとは思わんかった……。如何に自分が雑用をこなしていたのかを実感してしまいました。

 仕事がないってのはこんなにも楽なことだったんだなぁ……。

 前期はやたらと忙しかった思い出しかないんだが、ペルーに行ったりしていたせいか気が抜けていたのか後期が始まってからはそれなりに時間のある生活を送っている気がする。
 だからこそ最近は稽古もちゃんと行けてるしカテキョなんぞ始めてみたりしたわけだが……平穏な時って長くは続かないものだねぇ。いや、カテキョとかはまぁ自分で仕事増やしてるわけだが。

 切羽詰った状況にずっといると一時の安息でもものすごく幸せに感じるけど、その逆はなかなか辛い。
 でも、ま、ここもなんとか乗り越えましょうか。

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>ガチで吹いた。お見合い会場うp

 お見合いっていうとやはり日本庭園みたいな所でしょうか。鹿おどしとかあるみたいな。
 しかし見合い制度っていうのは現代だとどれくらい生きてるんだろう。

 11月3日(土)

 なお†こじかが普通に面白い件 の発言:
俺はぶっちゃけ鬱なんて本人の意思によるものだという昭和的な考えを持ってるわけですが
 の発言:
まぁ、わかる・・・
 なお†こじかが普通に面白い件 の発言:
それが現在は病気として認定されている以上
 の発言:
結局自分が前むけたら治るのよなー
 なお†こじかが普通に面白い件 の発言:
ちゃんと医学的に治さなきゃいけないと思うのですよ
 の発言:
おおなんかすごい理論的

 ほんと鬱の人って都合の悪い時は「鬱だからムリー」とかって盾に使うくせに都合のいいときは「最近平気だから」とかまるで鬱なんてなかったかのように振舞うよね、って議題(長
 前者の場合は本人に「欝は病気」という認識があるからこそ出てくる態度だと思うんですよ。さすがにこっちだって病人に無理はさせられないから。でもそれが後者となるともう病気なんてもんじゃなくただ気分の問題なんですよね。きっとそういう態度まで含めての鬱病なんでしょうけど。

 もう『鬱』なんて大層な名前をやめて昔みたいに『怠け病』とでも呼べばいいのに。そうすりゃ気軽に「鬱だから」なんて言えなくなると思うんだが、現代の言葉狩り風潮を見てるとそれも無理な話なんだろうなぁ。

 冒頭の発言は特に何も考えず、その場の流れでのものだけど自分でもそれなりに上手く言葉に出来たかなぁ、と思う。これなら大抵の人は納得してくれそうな。
 『鬱病』っていう病気なんだという自覚があって、それが医学的にも認定されているのならしっかりとその鬱病とやらを治してくださいよ! 自分の気分じゃなくて医学的な定義によって!

 どうも最近は鬱に関することをよく書いてる感じですが、これは決して議題に挙がっている人に読まれる心配がないからというわけではなく(ry
 いやまぁログ残してあるからどうせ読めるようになったら読まれるんでしょうけどね。その時には笑って読めるようになっててもらいたいもんですよ。


 学祭で合気道の演武を見てきたんだが、やっぱり一度ガチで対戦してみたいなぁ、と思う。
 どこまでいなされるものか興味ある。

 ただ合気も極真もやってた人の「ムリムリムリwww正拳突きとか絶対止めらんないからwwww」ってセリフが印象に残りすぎててもうね……。
 交流試合とか申し込んでも断られるだろうか。

 11月4日(日)

 演武会終了しました。
 まぁ成功したと言えるんじゃないでしょうかね。準備期間が短かったりいろいろと不手際もあって不安だった割には。

 ……ただ俺は右手が壊れましたけどね、割とマジで。相手はブロックです。
 マウスも握れないしキーボードも左手のみ。

 えー、ガチで痛かったりします。ヒビとかいっちゃってんだろうか……。
 書きたいことは他にもあったけどこの状況が辛すぎるので割愛。

 明日は病院いってきます。

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>とことんツンデレだよなぁ。萌えないけど

 ツンデレという点に関しちゃもはや否定できない気がする。でもただ恥ずかしがりなだけなんです……。
 あと、押しにかなり弱いです。迫られたらほぼ確実に落ちちゃうんだぜ?

 でも迫ってくるのはモンスターとか魔道士ばかりという現実。

 11月5日(月)

 えー、昨日の続きですが医者に診てもらったところ、見事に右手側部が折れていました。レントゲン見た瞬間に俺でもわかるほどに断裂。
 しかも骨折部が『/―』こんな感じにズレてるので切開して治した方がいいんだとかなんとか。え、切開?

「……手術、ってことですか?」

「手術だね」

 ナンテコッタイ/(^o^)\

 とはいえ今週末にある中間発表だけは外せないのでそれが終わってから、ということにしてもらいましたが……。
 教授陣への報告とか生協保険の申請だとか右手ぶら下げて行ってきましたよ。疲れたし折れてるとわかったら余計痛くなりました。

 しかしこれで全治1ヵ月半くらいの左手オンリー生活の幕開けです。てか本気でメイドさんが雇いたいです……。この際男でもいいからいろいろ手伝ってくれる人熱烈大募集だよ!
 1ヵ月半の間、利き腕が使えないとかマジ地獄だろ……。

 でもこうなったからにはアレやってみようかと思います。
 The オナきn夜枷も可能なメイドさんとか来たら考え直す。

 それより『夜枷』でググったら関連に『メイド 夜枷』って出てくるのは誰の陰謀だ?



 いつぞやに言ってた見合い写真が届きました。バストアップの証明写真でしたが。
 んー、確かに結構可愛い方じゃないでしょうか。目が眞鍋かをりっぽい。でも別にそんな(ry
 ただAAカップっていうのは非常に魅力的ですけどね!!

 ぶっちゃけ中学のときの彼女に似てて複雑な気持ちが拭い切れない。

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>モンスターとか魔道士に落されたんですか!

 落とされてはいない。
 ……が、エンカウント率は高い。

 11月6日(火)

 副木をし、包帯を巻いてかつ腕を吊ってるとさすがに周りの対応が変わってきます。
 カテキョ先で出てくるのもが左手でも食べやすいようにケーキからクッキーに変わったし、スーパーじゃ商品を袋の中につめてくれます。非常に助かる。
 俺しかレジに並んでないのにいつもどおりカゴの中にボンッだったらそれはそれで引きますが。

 しかしそんな中、全く変わってない奴がいます。相方です。

 俺が片手でプロジェクターの用意してるっていうのにキーボードをカタカタ。
 俺が片手で棒を使って幕を下ろしているっていうのに自分のPCへせっせと(俺が準備したプロジェクターの)コードを繋げています。

 あー、こいつはアレか。完全な人間平等主義者とかなんかなんだろうか。それとも所詮この世は弱肉強食なCCO様なんでしょうか。負傷者はそのまま死んでいくのが運命とか思ってるんでしょうかぜってぇ死んじゃやらねぇ。


 あ、別に優しくしろとかそういうこと言ってるわけじゃないです。ほんとに。
 相方のガチで気が回らない部分に対し純粋に驚いただけですから。俺が怪我してることなんてきっとアイツの頭の中じゃもう欠片も残ってないんだと思う。

 そういう奴なんだろうなぁ……。

 11月7日(水)

 骨を折ってからというもの、やたらと乳製品を買ってしまう俺なんですがこれはやはり本能レベルでカルシウムを求めているのだろうか。なおです。

 今日は左手だけでもなんとか対応できそうな商品を揃えてきました。

 ボディペーパー、泡洗顔、ボディソープ。
 珍しく石鹸買った後に限ってこういう仕打ちですよ。狙っているとしか思えない。
 が、まぁそれはいいとしてボディペーパー。

 仕入れ担当者ちょっとこい。
 誰が『冷たーーーーーい 氷冷アイスダウン』なんて求めてんだよ! 時期考えろ時期!
 ――とは思いながらもあまり遠出の出来ない体なのでこうして買うしかないんですけどね……。

 どうでもいいんですけど、左手で箸を使うのは疲れますね。
 でも早食いのクセが治っていいのかもしれない、とプラスに考え始めてきました。

 中間発表が終わったらゆっくり小説でも書こうかと思う。物理的にゆっくりと。

 11月8日(木)

「私、今はA一筋だから」

「え? Bはどうしたの?」

「だってBは彼女とやり直したらしいし」

「それでA、と」

「うん」

 変わり身早過ぎワロスwwwwww

     ∧_∧
   ⊂(#・ω・)  ワロスってレベルじゃねぇだろっ!
    /   ノ∪
    し―-J |l| |
            人ペシッ!!
          __
          \  \

 気になってBに電話してみた。

「彼女とヨリ戻したの?」

「戻してないけど?」

「……」

「…………」

「……あ、あー、そういうことね。そういう設定。お前偉いな」

「うん」

「でも残念だけど、Bがそういうことだからって、アイツはAのとこ行くんだとさ」

「……死にたい」

「どんまいっ」

 いやもう俺はほんと色恋沙汰ムリだわー。
 だってメンドくさいんだもん。いや、ここがちょっと特殊な例なんでしょうけどね。

 あ、ムリだわーとか言っときながらこんな話でなんなんですが、例のお見合い娘と初電話しました。
 なんつーかもう「なに話していいかわかんねっすねw」って感じ。お互いに。そらしょうがない。話題提供の出来ない男ですいませんねほんと。

 でもそこまで印象は悪くなかったみたいで、ちょうど明日は外出できる日だとかいうこともあってメールとか届いたりするみたいです。
 フラグ? バッキバキにしてやんよ。

 11月11日(日)

 中間発表オワターヨ。

 周りの発表を聞いても半分以上がなにやってんのかよくわからん内容だったなぁ……。
 そしてなによりスライドに書いてある文章を読むだけの人が大半で全然面白くない。スライド発表の意味あるのかなぁ、そういうのは。

 まぁだからといって俺の発表が良かったってわけじゃないんですけど。
 真面目な空間なのにナチュラルな笑いを発生させられる人はほんと才能だなぁ、と思った。ただあまり良い意味での笑いじゃなかったからそこはちょっと問題か。

 ――にしても相方発表後の質問第一弾が「もっと普通の発表は出来ないんですか?」には驚いた……。
 いや、そりゃたしかにひどいもんだとは思いますが、次に発表を控えていた俺にとってもガクブルもんの意見でしたね。

 俺も反省する点はいくつかあるし、卒論発表までにはなんとかしないと。

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>捨て犬は保健所に行ってきますね

 早まっちゃらめええええええええ!

 11月12日(月)

 右手のことで大きな病院に行ってきました。
 紹介状とレントゲンを持って行ったわけですが、またレントゲン撮られるとかね。お前らただ治療費高くしたいだけじゃないのかと。

 新しくレントゲンを撮ってきてから「ちょっとこのままで直らないかやってみようか」……え?
 あ、ちょ痛ッ、っていうか痛ッ! 今ゴキッていったって! だからほらゴキってアーッ!

「これで直ったんじゃないかな。もう一度レントゲン撮ってきて」

 お前ふざけんなよマジで何が「男だろ」とか「空手やってんだろ」だよ。さすがに目も前じゃやってないけどレントゲン室行く途中は軽く目潤んでたわガチで。
 レントゲンのおっさんも「また来たのw」はいまた来ましたよ。お世話かけます、ってまた写真持って帰ったら、

「直ってないなwww」

 ないなwwwじゃねぇよバカwwwwwww
 結局手術をすることになり、ここで担当がアベ先生に代わります。うほ、いい男。というタイプではありませんでした残念ながら。
 てか即日手術だとは思ってなかったら若干ビビりました。

 手術の前に検査がいくつかあるからそれやってきてー、ということで病院内を歩き回ります。
 尿検査やって、採血はベテランのおばちゃん看護師だったのかほんとに痛くなかったんですが、4本とか抜かれてさすがに軽く意識が朦朧としました。相変わらず血に弱いです。
 ここで採血のついでにHIV検査もするらしく1500円かかります、ってそんなの保健センターとか行けばタダでやってくれんじゃねーの? そもそも俺はそんな可能性のあることをやってはいな――添い寝がちょっと危険かもだけどちゃんとつけてたしな!

 次にレントゲンなんですが、受付の人に「今日3回目ですよねwww」はい3回目ですすいませんね何度も。俺だって1回で済ませたいですよ。

「でも今度は胸部レントゲンなんで、手術か入院ですか?」

「手術ですねー」

「はい次の人――って3回目www

「サーセンwwwまた来ちゃいましたwwww」

 レントゲンの人たちは非常に良い人たちだと思いました。
 心電図の人は腐女子っぽくて止血時間検査の人はピザでした。

 これで全部の検査が終わって、再びアベ先生の元へ。手術の説明を受けて同意書にサインをします。手術室前に連れて行かれますが、結局1時間以上待たされてた気がする。
 ようやく俺の番ということで呼ばれ、手術着に着替えます。看護師さんと「細いですねー」「いやー、もっと肉付けろってよく言われます」とか話しながら手術室へ。

「手術は初めてですか?」

「そうなんですよね。緊張しますw」

「先生、初めてらしいんでお手柔らかにw」

「大丈夫だよ、僕は初めてじゃないから」

「先生ベテランですからねw」

「はい、お任せします」

 アーッ!
 先生の名前のせいでもう脳が勝手に変換しまくってて困ります。

 今回は右腕の肘から先辺りに対する麻酔だったみたいですが、注射器を見ていたら「どうしました?」「いや、かなりおっきいなぁ、って」といった瞬間に脳内で「すごく……大きいです……」ってセリフが浮かんできてもうね。
 脇の下に打たれてかなり痛かったです。「指先に電気流れる感じしますからねー」ってほんとにビリビリ来て焦った。それで正常みたいですが……あれはほんと声出ちゃうくらいでした。

 麻酔が効いてきて手術が始まったわけですが、手術室内でずっと流れ続けてるB'zはなんなんだ。いや、部分麻酔だから患者の気を紛らわせようってことなんでしょうけど……どうせならぴぴるぴるぴるとか流せばいいのに、って思いました。
 余談だけど左手の点滴ミスりまくりで4回刺された。2回目ミスったあたりから採血のオバちゃん呼んで来いって思った。

 それで手術中、患部を直に見ることは出来ないけどX線を通した映像がモニタに映ってたわけですよ。骨だけだけどなんかグリグリされてるのがわかる。しかもドリル音とか釘打ち付けるようなカンカンって音も聞こえるし振動も伝わってきてドリルはらめらのおおおおお、って思いました。マジで。
 腕によくわからん棒とか突っ込まれてて、あぁ女っていうのはこういう感じなのかなぁとか思ったりも(感覚麻痺してるのに

 それでもなんとか手術は無事終わり、先生がガーゼかなんかを取ってくれって言った時に、

「清潔なのとそうじゃないのどっちですか?」

「あー、どっちでもいいよ」

 Σ( ̄□ ̄ いやどっちでも良くないだろ!!
 手術中の会話は地味に怖かったりします。

「側面は完璧なんだけどなぁ」

「こっちはもっと動かない?」

「下手に動かしてまたズレるのイヤだしなぁ」

「んー、まぁこれが限界、かなぁ」

「ですね。おkで」

 Σ( ̄□ ̄ ちょ、それ先生方なんか妥協してませんか!?
 なかなかにスリリングでした。

 手術室まで整形の看護師さんがお迎えにくるまで手術中に一緒だった看護師さんと話していたんですが、そんな中、別の手術を終えた先生がやたら赤黒いものをトレイに乗せてやってきて……。

「おぉう! すいません」

 って急いで隠してました。おいおいここはリアル沙耶の唄の世界だぜ……。
 看護師さんと「あんなに摘出しちゃうもんなんですねぇ……」とか話してました。グロ耐性無いくせに興味はある。

 そんなこんなで朝8時に家を出て、帰ってきたのは夕方の5時過ぎでした。長すぎる。
 それで俺は今日、たくさんの人と話したわけですが、初対面の人に大して笑顔を作りすぎるクセを何とかしようと思った。いい加減『作ってる』のを自覚し始めてきたなぁ。

 11月13日(火)

 昨日の麻酔が切れたのが深夜3時頃だったようで、激痛により目が覚めました。
 そこから5時ぐらいまでは痛みで寝れず、ようやく眠りについたのは6時過ぎくらいでしょうか……。

 途中からは激痛というわけではなく鈍痛といった感じで、生理痛ってのはこんななんだろうかとか思ってました。なんか昨日から勝手に女の気持ちを誤解してる事例が多い気がします。

 痛みのせいでゼミは休みましたが、今は大分痛みも引いてなんとかカテキョくらいは行けそうなので行ってこようかと思います。
 カテキョ先の弟が既に何度も骨を折ってるらしく、お母さんの反応は結構淡白です。

 11月14日(水)

 手術をした右手より左手の内出血の方が気になる今日この頃。地味にグロ画像かもしれない。
 点滴の時に4回も刺しなおしやがったせいだよ絶対!

 日に日に範囲が広くなってってるんだが、これは祟り神の呪いかなんかなんだろうか。でもサンに会えるのならそれはそれで(ry
 サンと言えば例の貧乳娘からメールは来なかったんです。でもその理由が「メアド間違えて教えちゃったw」ってオイ! さすがの俺でも何もしてないのにフラグ折れるとかおかしいと思ったんだよ。

 期待せずに待つことにします。

 11月15日(木)

「なおってさぁ」

「ん?」

「『何歳くらいに見える?』って聞いたらどれくらいの答えが返ってくる?」

「その質問をしたことが無い」

「そっか」

「……それで、何歳くらいに見えるわけ?」

「30代って言っても通用しそうな気がする」

「マジかよ……」

「いや、でも若い頃にそう見える人は実年齢に達したら逆に若く見えるっていうし」

「そんなテンプレ通りの慰めなんていらない」

 そこまで歳いってるような外見してるんでしょうか……地味にショックです。

 11月16日(金)

 髪を切りに行きました。家事を手伝ってくれてる執事と一緒に。
 手のことで一通り笑われた後、話題は執事のことに。

「わざわざ手伝いに来てくれるなんてすごいですねぇ」

「珍しいですよね」

「ご飯とかも作ってくれてるんですか? さすがにそれはないかw」(ここでちょっと嫌な予感がする

「いや、作ってもらってますよ?」

「そうなんですかっ。なんかもう彼女みたいですよね」(腐臭が漂い始める

「いやいやいや……」

「てか彼女とかだったりして」

「勘弁してくださいよw」

 誰かこの腐女子とめてえええええええええ!!!

 11月17日(土)

 なんかいろいろあって、いろいろやって、疲れました。
 なんだか嫌な役回りに抜擢されそうな流れでどうしようかな、とか。たしかに俺がやる役のような気もするけど……それも消去法によるもの。どうしたもんか。

 わけわからない話ですいませんが、ほんとに疲れたんで今日はここまで。

 11月19日(月)

 こくまろのCMが流れるたび黒木瞳の呼びかけに反応してしまうなおです。今日だけで5回以上振り向いた。
 まとまったネタがないので小ネタを少々。

 「なお先輩の格好ってセンスあると思うんですよ」って言われても言った奴のセンスがアレだとちょっと微妙ですよね。いや、まぁ嬉しくはあるんですが自分の服装レパートリーはかなり少ないと思ってたりもするので。
 特にこの時期なんてTシャツ、シャツと上着以外のコーディネートを教えてください。パーカーとかいい加減着こなしたい。

 病院で包帯の交換等をしてもらったんですが、処置しているとき隣にいた看護師さんが傷口を見て「うわっ!」って言ったんです。いや、たしかにすごいことなってるけどそんな俺以上に驚かれても……見慣れているわけじゃないんだろうか。
 傷口に関しては写真とか取れる状況じゃないのが悔やまれます。

 俺は人を疑ったり喧嘩したり言い争ったり(議論・討論は除外)はしたくないし、それを実践できてると思っていましたが、やっぱそういったことが発生するためにはそれなりの親密度と付き合い期間が必要なわけで、今まではただそこまでの人物がいなかっただけなんじゃないだろうか、なんて考えたりなかったり。
 まだ水面下での感情ですが、そのうち黒なおが表面化してきそうで不安です。笑って誤魔化してばかりなのはダメだと思うんだ。

 いい加減冬物の服を出そうと思いました。
 明日出すことにします。寒い。

 11月21日(水)

 右腕をコートの内側に入れた状態(手袋つけられないし寒いから)でカテキョに行ったら弟に「右腕切ったのかと思った!」って。いや、さすがに腕切断はねぇよ、と言ったものの客観的に見てみればこれはたしかに右腕が無いように見える。
 コートの右袖ぶらんぶらんで自転車こいでると割と視線集めてました。

 ……隻腕とかちょっとカッコいいよなぁ、と思ってしまうのは中二病でしょうか。が、実際になりたくはない。
 だいぶ回復してきた感はあるけどまだまだ使いもんにはならないなぁ。

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>『笑って誤魔化して〜』のくだりから、『冬物出そうの流れがなんかツボですwwwwwwww

 なにがよかったのかわからない俺は間違いなく読者の期待に応えられてない。

 11月22日(木)

 やっぱり俺は相方より教授に優遇されてる気がする。
 そりゃ10時からゼミだっつってんのに1時に来るような奴を優遇しろっていってもそれは無理な話ですけど、相方に説明するとき無茶苦茶不機嫌なのをやめてください……。さっきまで笑いながら説明してくれてたじゃないっすか……。
 俺もそんな真面目にやってるわけじゃないからガクブルなんです。

 甘やかされをこのまま続けててもダメだしな……もっとしっかりせんと。

 そういや最近気付いたけど、妙に年上受けがいい気がするのは気のせいだろうか。年下からはたまに信者がつく。うん、変なのばっかだけど慕ってもらえるのはそれなりに嬉しいもんです。

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>ごめん、年齢と外見のことは・・・いや、べつに傷つけたかったわけじゃないのです・・・むしろなんか、あれよ!大人っぽいなぁーって、あぁ、うんテンプレ通りサーセン・・・w

 どうせオッサン顔だよバカッ!
 ……子供の頃はよく女の子に間違えられてたのになぁ。・゚・(ノД`)・゚・。

 まさかウチの親もこんな風に成長するとは思っても無かっただろう。いろんな意味で。

 11月23日(金)

 学科の友達と飲みに行ったんだが『その場にいない人の悪口を言う』というのは男だけのコミュニティでも発生することなんだなぁ、と思った。てっきり、そこらへんは女の専売特許かと思ってましたよ。失礼な話ですけどね。
 でもやたら血液型とか誕生日とかで人を括りたがる女っぽい奴が多いような気がする。

 悪口を聞いてると普段は仲良くやってると思ってた奴なのに……とか、みんなそれなりに黒いもの持ってんだなぁ、と……。俺もなんて思われていることやら、とか怖くなってきます。

 それで飲み会中に『エロゲ脳』って言葉が出てきたんです。
 なんだそれ、って思ったんですが『自分の考えを曲げない』とか『自分が絶対に正しいと思ってる』状態を指すらしく、常に選択権を持ってるエロゲ主人公的なものを考えてみればそれなりに的確な言葉なのかもしれない。
 字面は最低ですけど。

 それで『アイツはエロゲ脳だ!』とかお店で言っちゃってるわけですね。後ろに家族連れの客とかいるのに。女の店員さんにも聞こえてるだろうに。
 しかも飲み放題時間が終わってから何も頼まず2時間以上居座るとかマジ迷惑。

 嫌いじゃないんだけど、そろそろそういうのやめたらいいのに、とか思ったりもしますが……黒いの吐き出せねぇ。

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>……子供の頃はよく女の子に間違えられてたのになぁ。
 いやお兄さん文字化けしてます、おかしいです。

 「ほらお姉ちゃんにありがとうって言ってー?」とかよく知らないおばさんから言われたりしてた。ガチで。
 地元じゃ親父の子供の頃にそっくりだ、って言われまくってた。幼少期の親父の写真見たらそこに写ってたのはまさに自分で、これはもう認めるしかないと思ったなぁ。

 この話で行くと親父も女顔ってことになってしまうわけだが、それはさすがに認められねぇ。

 11月24日(土)

 お酒の力って怖いね。
 今まで言えなかったことも平気で言えちゃうよっ。個人的な趣向も押し付けてしまった。

 一昨日の飲み会がお酒4杯で今日が7、8杯。
 表だって止められてはいないけどさすがに骨折してる身で飲みすぎだと思います。医者もそんなことは当たり前だと言ってないだけなんだろうと思います。

 最近は炭酸系が飲みたくなくなりました。サワーとか頼む気が起きないしビールも最初の1杯だけ。
 今日だとビール⇒カクテル⇒杏露酒⇒焼酎⇒日本酒⇒梅酒⇒ワインとかそんな感じの非常に節操のないオーダーになってます。杏露酒は相変わらず好き。

 食べすぎ&飲みすぎだと思ったから家まで歩いて帰ったけど、話しながらだと1時間も短く感じますね。ほんと気付いたら着いてた感じ。

 明日、右手が痛くないことを祈ります。
 骨折した状態でビリヤードとかマジどうしようもねぇ。

 11月25日(日)

 研究室に行ったところで自分1人しかいないんじゃ部屋にいるのと変わらないし、教授がいれば何かと気を使うし、相方なんていようもんならウゼェの一言だし、部屋じゃそこまでやる気も起きないし……俺は一体どこで研究を進めればいいんだろう。
 友達の研究室とかだと6人くらいいて全員が無言でやってるって話だけど挨拶も基本無いみたいだしなぁ。そういうのはちょっとイヤだ……。

 やっぱ研究室によって空気の違いはあるんだろな。
 毎日のように研究室来いとかいうとこもあるし……ウチは全然だけど。でも行けば教授はどことなく嬉しそうです。

 そんな教授が独りでうまい棒をかじってた、って目撃談を聞いたんだが、さすがそれは寂しそうだと思ったというかむしろ若干引いたわけですが、そんな教授の下にいるせいなのか、俺も今日買っちゃったようまい棒1本だけ!

 いや、待て、聞いてくれ。小銭が必要だったんだ。
 明日バスを使おうと思っておきながら財布の中にあったのは1万円札と5千円札と、そこから一気にぶっ飛んで1円玉。うん、どうがんばってもバスの運賃払えない。
 そこでうまい棒を使ってお金崩したんですよ(なぜうまい棒なのかは安く済ませたかっただけ。自分で食わずに同居人にあげたしね

 ただ5千円札に包まれたうまい棒を1本だけレジに出すっていうのはちょっとした奇行だったのかもしれない。
 全てのバスがスイカ対応してれば、わざわざこんなことしなくてもよかったんだけどなぁ。対応してたりしてなかったりで非常に困ります。

 でも一番困るのはこんなことまでして準備万端な状況を作ったにも関わらず明日はバスじゃなくて徒歩で行こうかと思い始めてきた自分です。
 どうしたもんかな。別にいけないことも無いけど1時間。

 11月26日(月)

 相方が舞台訪問に行ってきたらしいです。
 『らきすた』と『秒速5センチメートル』みたいですよ。きんもー☆

 いや別にそのこと自体はどうでもいいんですよ。俺だってどっちも観てますし。俺きんもーですから。
 だからどっちの話題も十分に拾ってやったんですが、にもかかわらず「俺はあんまりよく知らないけど友達がさぁ」ってノリがずっと続くのはなんでですか。
 そもそもコイツの友達ってどんな人なんだ。やっぱ同じように3留してるんだろうか。

 「えと、らきすた、って知ってる?」とか相手の腹探ってる段階ならいいですよ? でも「あぁ、あの村興しが遅すぎたとこね」とか思いっきりコアな返答してんのになんでそのままですか。もうわかってるよお前のことくらい。出来ればわかりたくなかったけど。

 秒速〜含めいくつか新海のアニメは観てるから多少感想述べてみたけど「あれは新海作品という雰囲気を楽しむものであってストーリーは二の次」とか語っちゃう時点でヌルオタはねーよ。ガチオタだろう……常考。
 ちなみに俺の中での秒速は「恋なんて長くは続かないもんだぜベイベー」という青少年に対し非常に辛い現実を突きつけた作品となっています。ちょっと端的過ぎるかもしれないけどベースはこれ。超絶BadEndってことでいいんですよねアレは?

 うーん、それにしてもこれで鷲宮神社行き辛くなったじゃねぇか……。
 近場に住んでんだから気が向いたら行こうかと思ってたのに。

 11月28日(水)

 カテキョが終わってから生徒の弟に「バイバーイ」と言われたので「また明日も来るけどねw」と答えたら「――ヨッシ!」とガッツポーズ付きで言われました。
 これは好かれていると考えてもよろしいんでしょうか。

 名前の通り明るく誰にでも懐く感じの子ではあるんだけど嫌われるよりは嬉しいです。この前は迷路を作ってくれたからちゃんとゴールしてもっていきました。
 生徒のほうであるお兄ちゃんは名前通りなのか大人しいです。弟が小2ということもあって余りに元気すぎる感じですが……。

 でも残念ながら俺にショタ属性は(ry
 いやまぁぶっちゃけ可愛らしい顔立ちはしているのでそちらの趣味があるお姉さん方には需要ありそうですけど!

 そんなカテキョもテスト前ということもあり明日で4連勤です。
 テストは来週なのでほんとは直前にも入ってやりたいんですが……来週は愛知帰ってるんだよねぇ……。

 ということで実家帰ります。
 正確には30日の朝に病院行ってギブス取ってもらってから(針金は刺さったまま)即行で東京に行き新幹線で大阪に向かいます。結構ギリギリスケジュール。
 会社で研修&飲み会を終えてから愛知へ。

 そこから9日にある地元友人の結婚式までぐーたらNEET生活ですよ。俺以外の家族はみんな働いているというのに。ダメ長男☆
 右手が使えないとバイクもピアノもドラムも何一つ使えないのでほんと読書ばっかになりそうです。従兄弟のとこから大量に借りてこよう。

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>鷲宮神社行くなら幸手の俺に一声

 もうこうなったら初詣はそこにしようかな、と思ってる俺がいる。

 11月29日(木)

 約2週間半にわたって雇っていた執事もついに帰ってしまいました。ほんと助かりました。
 今度はこんなじゃないちゃんとした雇い主を探してください。

 さて、昨日行ってたように明日から来月10日あたりまで実家に戻ります。教授には申し訳ないんだがさすがに1週間で埼玉〜愛知を2往復はしたくねぇ。
 ちゃんと実家で頭働かせておくので許してください。

 実家でもとくにやること(出来ること)がないのでのんびりまったり過ごそうかと思います。
 ほんと読書か研究くらいだなぁ。それとも鬼のように左手のピアノ特訓でもしてやろうか。